あいさつ・所信・経歴
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所信及び基本方針
『絆〜KIZUNA〜』
〜with Pride and Passion for Action〜
〜with Pride and Passion for Action〜
『絆』とは「人と人との強いつながり」を指し、糸などのように「物理的に何かと何かをつなげるもの」という元来の意味から転じています。何かと何かを糸でつなぐとき、その糸を半分に折り2本にして使うと、そのつながりの強度は2倍となり、また、さらに折ると4倍になるというように、それぞれの本数分だけ強度を増します。しかし、それらの糸を撚ると同じ本数でもその撚り方によって、さらに何倍にも何十倍にも強度を増し、その分、強く何かと何かをつなぎます。
まずは青年会議所運動を通じて、私たち社団法人尼崎青年会議所のメンバーの個々の絆をさらに撚りましょう。その撚り方によって私たちの組織は何百人、何千人ものメンバーの力に匹敵する組織力を持つことができると私は確信いたします。
そして次に同じクリードを共有する全国、全世界の仲間たちとの絆をさらに撚りましょう。そのことを考えると私たちの組織には無限の可能性が秘められていると私は常々感じています。
私たち青年会議所は「まちづくりをするための団体」ではありません。むしろ、そうであってはならないのです。なぜなら、「まちづくり」が私たち青年会議所の最終目的ではないからです。私たち青年会議所は「まちづくり」の先に、この地域を、この国を、この世界をよくしていきたいというビジョンを持っています。
日本中のそれぞれの青年会議所が、それぞれの地域のまちづくりをすることにより、すべての地域を「明るい豊かな社会」にすることができれば、その結果として、日本が「明るい豊かな社会」になります。
そして、同じように世界中の青年会議所が、それぞれの国や地域を「明るい豊かな社会」にすることができれば、世界が「明るい豊かな社会」となり「恒久的世界平和」を実現した世界となります。
私たち青年会議所のビジョンは、あくまでも「恒久的世界平和(=明るい豊かな社会)の創造」です。したがって、私たちは常に「まちづくりをしながら(まちづくりを通して)この世界を戦争のない明るい豊かな社会にしよう!」というところにまで、私たちの運動がつながっていることを意識しなければなりません。
そのことは決して遠い世界の話ではなく、私たちの組織の存在する目的を標した社団法人尼崎青年会議所 定款 第3条(目的)にも「世界の繁栄と平和に寄与する」と明記されているのみならず、全国ほぼ全ての青年会議所の定款においても、その存在する目的の部分に必ず明記されています。なぜなら、それが私たち青年会議所・・・JCという組織だからです。
私たちがこよなく愛する尼崎のまち、その周辺地域、国、世界へと、その撚り方に拘った運動を発信することにより、それぞれの人々との間に、さらに強い『絆〜KIZUNA〜』を撚りましょう。そうすることにより、その撚り方と比例して、この世界は私たちのビジョンに近づくでしょう。
今まで築きあげた『絆〜KIZUNA〜』をより大切に、そしてこれから出逢う新しい『絆〜KIZUNA〜』を夢見ながら、誇りと情熱をもって53年目の尼崎青年会議所の歩みを進めていきたいと強く念じます。
【会員拡大】
運動の継続のために必要不可欠なのが会員拡大です。青年会議所は40歳になれば卒業というルールを持つ組織ですので、常に会員拡大に注力しなければ運動を展開するこの組織を維持することはできません。
しかし、人数の確保を優先させるうちに、この組織が本来の目的を見失ってはいけません。新しい仲間に入会していただくことが目的ではなく、同じ目的に向かって運動をともにする仲間を得ることが大切です。
先輩方の今までの努力を無にすることなく、会員拡大の本来の意味と目的を見つめ直していく必要があります。私たちの活動に理解・賛同し、ともに尼崎の為に活動できる多くの同志を迎え入れたいと思います。会員拡大はLOMの今後のあり方に関わる重要な責務であり、LOM一丸となって真剣に取り組まなければなりません。気概と情熱溢れる新しい世代のメンバーを増やし、志の高いJAYCEEの集まりとしてLOM事業を発展させ、まちの発展にしっかりと足跡を残し、グローバルに活躍していただきます。また、新しいメンバーを探すだけでなく、一度仲間になったメンバーを大切にし、社団法人尼崎青年会議所をより活発に、よりよい組織にするための活動に展開していきます。新入会員研修を充実させ、それと同時に既存のメンバーにも青年会議所とは何かを再認識していただける研修を実施いたします。
さらに、広報という観点においては、青年会議所を知っている人が能動的に取りに来る情報を準備するだけでなく、まちや社会に興味をもった人が受動的にこの組織の情報を得られる広報手段を模索し会員拡大に活かしたいと考えます。
【ひとづくり】
青年会議所の果たすべき大きな役割のひとつが「ひとづくり」であると考えます。所属するメンバーが運動やそのための組織運営を通じて地域や社会のリーダーとなるべき人材に育っていくことは大きな使命であると考えます。
青年会議所は単年度制です。この制度のもと、時代にあった運動を毎年構築し、様々な立場での組織運営を経験できます。素晴らしい仲間たちとお互いを磨き合うことができる青年会議所での機会を通じ、自身のライフワークとなるような活動を見出したり、青年会議所で身につけたリーダーとしてのスキルを、それぞれの企業で発揮し会社を発展させたりするメンバーも数多くいます。活躍の場はメンバーそれぞれ違っても、社会をよりよくする素晴らしいリーダーである人材を育て、社会にお返しすることで、よりよい社会、明るい豊かな社会の創造に寄与するという大きな役割を果たします。
メンバーにとって有意義な機会を数多く創造し、素晴らしいリーダーを育成する組織であり続けることを目指します。
また、これからの尼崎、これからの日本を考えた時に欠かせないのが次世代の育成です。10年後を見据えた人材育成とし青少年育成事業にも注力していきます。
【まちづくり】
近年、よく言われる言葉があります。
「青年会議所しかなかった時代から、青年会議所もある時代」と。
はたして本当にそうでしょうか。確かにまちづくりをする団体や奉仕活動をする団体は、このまちにも数多くあります。しかし、その広い視野と活動フィールド、企画力、実行力、そして、すべて自己資金において、自分たちが実際に労力を惜しむことなく行動する青年会議所のような団体は他にはないと私は自負しています。
また、だからこそ私たちは自己満足になることなく、私たちの活動は本当にまちのためになっているのか、自己問答を繰り返す必要があると考えます。
青年会議所しかない時代だったから私たちの活動がまちに受け入れられたのではなく、自らそのようなことを繰り返して、明確な目的やそれぞれの事業のコンセプトに基づきながら、その対象者にとって分かりやすい事業を展開し、しっかりとした結果を残してきたからこそ、私たち社団法人尼崎青年会議所は、このまちでしっかりとした地位を築き、50年以上の長きにわたって活動を続けることができているのです。
この自負とともに、行政や他団体にも敬意を表し、必要な連携をとりながらも、青年会議所ならではの視点と行動力で、このまちをよりよくし、市民の皆さまに、もっと尼崎を好きになってもらえるような事業を構築し展開していきます。
【国際の機会と世界平和】
「JCには国境も民族もない。それは全世界の青年のものである。その誇りにおいて、私たちは今ここに、かつての敵国日本のJC代表団を、心からなる歓迎をもって迎えようとする」・・・1951年5月、世界会議モントリオール(カナダ)大会において、当時JCI会頭であったフィリピンのラモン・デル・ロザリオ氏の歴史に残る演説のもと、日本のJC代表団は会場内のスタンディングオベーションに迎えられ、世界組織であるJCIの一員となりました。当時、まだ日本国内には進駐軍が駐留しており、日本の国家自体が国際社会に復帰できていませんでした。
先の大戦が終わり、まだ間もないこの時代に、青年会議所は日本国内だけでなく世界的視野に立って物事を考えることができる数少ない組織の一員となったのです。
今も私たちが受け継ぐこのJCの精神のもと、当時の世界の仲間たちが日本をともに歩む仲間として迎え入れた時、私たちの先輩が受け継いだ仲間の「誇り」を、私たちはいつまでも忘れず、この素晴らしき組織の中から、いつの日か恒久不変な世界平和が創造されるよう運動を展開すべく、まちづくりとともに、JCIとの連携運動にも積極的に取り組むとともに、直接的な民間外交の担い手としてJCI諸会議・諸大会にも積極的に参画し、また、姉妹JCとも積極的に交流し、同じクリードを共有する世界の仲間たちと交流することにより、JCの三信条のひとつである「世界との友情」を深め、JCバッヂをつけるこの世界組織のメンバーとしての責務に「誇り」を持って取り組んでいきましょう。
最後に・・・
世界で約17万人のJAYCEEの共通の価値観であるJCIクリードの内容について、みなさんはどこまで理解されているでしょうか。
(We believe)
That earth’s great treasure lies in human personality;and
That service to humanity is the best work of life.
「人間の個性はこの世の至宝である、人類への奉仕が人生最善の仕事である」
私は特にこの最後の2つのセンテンスに自分がJC運動に関わる価値を感じています。このように生きることに価値を感じている・・・だから、私はこの組織でこの運動に取り組んでいます。
日本だけでなく世界中のJAYCEEによって唱和されているJCIクリード・・・集まりのたびに、このクリードをメンバー全員で唱和し、自分たちはこのように考え生きることに価値を感じているから、この運動に関わっているのだということを、その都度、確認してから活動を開始します。
国によっては、自国の言葉であるフランス語やスペイン語などで唱和したりしながら、このクリードについて、きちんと理解して唱和しています。
このクリードを策定したウィリアム・ブラウンフィールド氏は「すべてのセンテンスにおいて、その理解に正誤はありません。あなたの理解のすべてが正解です」という言葉を残しています。
私たちもこのクリードについて、それぞれ自分なりの理解をしっかりと持ち、それぞれがこのクリードに込めた価値観とこの運動に対する想いを、唱和するたびに、ぜひとも思い起こしていただき、JC運動に取り組んでいただきたいと考えます。
『我々は生きるために何を受け取りますか。
我々は人生を歩むうえで何を与えることができますか。』
青年会議所は私たちに多くのものを与えてくれます。
ただ、私たちは与えられてもらうためだけに、この組織に属しているのではありません。多くのものを手にしたら、皆さんはそれをどうしますか。自分だけのものにしますか。この組織の最も素晴らしいことのひとつは、与えられるだけでなく、与えることもできることです。いえ、いうなれば「分け与えるために受け取っている」と言っても過言ではないでしょう。
JCがこの世に生まれて約100年、本当に多くの先輩方の入会と卒業を繰り返し、この組織は存続してきました。
私たちは今を受け継ぐものとして、明るい豊かな社会・・・恒久不変な世界平和が創造されるその日まで、次代にバトンを渡していくために、日々、責任と誇りある行動をとっていくことが肝要です。
『忘れないでほしい。あなたが望む望まないにかかわらず、あなたの世界は変化します。しかし、あなたは進むべき方向を選ぶ力を持っているのです。』
約100年前、当時のアメリカの現状を憂いた青年たちにより、この組織は生まれました。日本では約60年前、戦後の荒廃からの復興を目指し青年たちが立ち上がりました。時代は移り変わり、私たち青年を取り囲む環境は変わり、私たちが取り組む活動の内容は、刻一刻と変化します。しかし、約100年前、約60年前、またここ尼崎においては52年前、私たち社団法人尼崎青年会議所のチャーターメンバーである先輩方が、この組織を立ち上げた時に願った「この地域をよりよくしたい。この国をよりよくしたい。この世界をよりよくしたい。そして、いつの日か明るい豊かな社会・・・恒久不変な世界平和を創造したい。」という想いは今でも少しもかわっていません。
この時代に、この素晴らしい組織と運動を受け継ぐことができる私たちは、過去からの『絆』に感謝し、しっかりと未来を見据え、この時代にすべきことを見極め、そして、しっかりとした覚悟をもって、この運動を受け継ぎ、この運動を通して、仲間たちと、私たちのこよなく愛する尼崎のまち、その周辺地域、国、世界の人々と、しっかりとした『絆』を撚り、未来への責任ある『絆』をつくっていきましょう。
明るい豊かな社会・・・恒久不変な世界平和が創造されるその日のために。
誇りと情熱をもって、今を生きる私たちにしかできない行動を・・・。
基本方針
1.社団法人尼崎青年会議所の定款第3条(目的)と理念・運動方針の再確認を行い、過去を尊重しながらも時代に応じた事業の展開
2.誇りと情熱を持ったリーダーの育成
3.地域からの恒久的世界平和の創造
4.公益法人制度改革の調査研究及び一般社団法人に関する検証
5.10年後を見据えた青少年育成に関する事業の展開

