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【9月度事業例会「彩(いろどり)フェス in AMAGASAKI~尼甘コレクション~」開催のご報告】

2025年9月21日(日)、中央公園にて9月度事業例会「彩(いろどり)フェス in AMAGASAKI~尼甘コレクション~」を開催いたしました。
本事業は、5月例会で見つけた“まちの種”を育て、地域に色とりどりの花を咲かせることを目的に実施した、体験型のまちづくりフェスティバルです。
尼崎の魅力を再発見し、市内外の人々との新たなつながりを生み出すことを目指しました。

会場は「尼甘コレクション」「まちの彩りブース」「ステージ」「キッチンカーエリア」の4エリアに分かれ、それぞれが地域の特色を活かした企画を展開しました。

① 尼甘コレクション
尼崎のスイーツ文化にスポットを当てたエリアで、ケーキハウスショウタニ、ひよこのケーキ屋、甘由、ケーキ工房ワタナベ、おやつのアトリエriel、寶屋遊亀、茶寮楽書院の7店舗が出店。
焼き菓子を中心に、地元の“甘い魅力”を来場者に発信しました。

② まちの彩りブース
自衛隊や尼崎市消防署、NPO法人、地域企業など9団体が参加し、体験型のブースを展開しました。
子どもたちが実際に触れ、体験することで、地域とのつながりや社会の仕組みを学ぶ機会となりました。

③ ステージ
市立尼崎高校吹奏楽部や尼崎朝鮮初中級学校舞踊部、地域ダンスチームなど、多彩な出演者が登場。
関西フェローズや弁天町ウインドアンサンブルによる演奏、みゃくみゃく・はばタン・あまっこなどのキャラクターも登場し、会場は大いに盛り上がりました。

④ キッチンカーエリア
市内外から5台のキッチンカーが出店し、からあげ、ビーフシチュー、ミニ肉まん、かき氷など、幅広い世代が楽しめるグルメを提供しました。

本イベントを通じて、地域の事業者や団体、市民が一体となり、尼崎の魅力を再発見する場をつくることができました。
また、若い世代から高齢者まで幅広い層の来場者が参加し、“地域の彩り”を感じる1日となりました。

尼崎青年会議所は、今後も地域の多様な魅力を引き出し、人と人、人とまちがつながる機会を創出してまいります。
ご来場・ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。


【8月度事業例会~あまキャン~自然の中で見つける新しい発見~ 開催のご報告】

2025年8月15日(金)、8月度事業例会「あまキャン~自然の中で見つける新しい発見~」を開催いたしました。
本事業は、フリースクール「創伸館」に通うこどもたち(約20名)を対象に、NPO法人かんなべ自然学校の協力のもと実施した青少年キャンプです。
自然体験を通して、課題解決力や協働の大切さを学び、こどもたちが自らの力で挑戦する姿を育むことを目的としました。

近年、社会の変化により、こどもたちが人と協力しながら課題を乗り越える機会が減少しています。
そこで、尼崎青年会議所では、こどもたちが自然の中で人との関わりを深め、自ら考え、行動する力を身につけられる環境づくりに取り組みました。

1日目は、バス内でのアイスブレイクから始まり、講師の案内で行う「溶岩流ラバートレッキング」を実施しました。
助け合いながら進む中で、こども同士が自然と共助の心を育む姿が見られました。
夕方にはカレー作りやバーベキューを通じて食育を行い、夜はキャンプファイヤーと星空観察を実施。星屑先生による天体講話では、満天の星空の下、こどもたちの目が輝き、感受性を育む時間となりました。

2日目は、ラジオ体操で一日をスタート。
その後、神鍋山のトレッキングや川魚の手づかみ体験を通して、自然の豊かさを体感しました。
捕まえた魚を自ら調理して食べることで、命の大切さを実感する学びの機会ともなりました。
最後はキャンプ場の清掃を行い、感謝の気持ちをもって活動を締めくくりました。

また、事業後には参加児童の保護者にアンケートを実施し、こどもたちの変化や成長を共有します。
これらの結果をもとに、フリースクールへの支援の在り方や、こどもたちへの新しい学びの機会の重要性を尼崎市に提言していく予定です。

本事業を通じて、こどもたちは挑戦と協働の大切さを学び、メンバーもまたその姿から多くの気づきを得ました。
今後も尼崎青年会議所は、次世代のリーダーを育む活動を継続してまいります。


【7月度例会~メタバースの新たな価値~ 開催のご報告】

2025年7月11日(金)、7月度例会「メタバースの新たな価値」を開催いたしました。
本例会では、未来を見据えた広い視野を持つリーダーとしての成長を目的に、最先端技術であるメタバースをテーマに学びを深めました。

第1部では、株式会社Meta Osaka代表取締役社長・毛利英昭氏を講師にお迎えし、AI推進法やSociety5.0の流れを踏まえながら、リアルとバーチャルが融合する社会の可能性についてお話しいただきました。
また、道頓堀マップを活用したeスポーツイベントや、柏原市と警察が協働した交通安全の取り組みなど、メタバース活用の実例を交えてご紹介いただきました。

第2部では、株式会社プラザオーサカ取締役・菅原真太郎氏より、ホテル業界におけるメタバース導入の経緯と今後の展望についてご講演いただきました。
地域密着型ホテルとして「こども食堂イベント」などを展開し、メタバースと観光・アートの融合による地域ブランディングの可能性を示されました。

第3部のパネルディスカッションでは、毛利氏・菅原氏・三上涼奈宏氏が登壇し、企業のメタバース活用やJC活動との融合について意見を交わしました。
新技術を導入する際のポイントとして、「経営層が積極的に情報を取りに行く姿勢」と「若手メンバーに実装を任せる柔軟さ」の重要性が共有されました。

また、今回は託児室を設置し、一般参加者からも「託児があるなら参加できる」との声をいただき、多様な参加スタイルへの対応に手ごたえを感じました。

本例会を通じて、メンバーは新しい技術を地域や組織運営にどう活かすかを考える貴重な機会となりました。
ご登壇いただいた講師の皆様、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


【6月度例会~誠実さが、あなたを真のリーダーに導く~ 開催のご報告】

2025年6月20日(木)、6月度例会「誠実さが、あなたを真のリーダーに導く」を開催いたしました。
本例会では、青年会議所メンバー一人ひとりが自らの言葉と行動を一致させ、誠実なリーダーとして信頼される存在となることを目的に実施いたしました。
「誠実さ」を通じて周囲に良い影響を与えられる人材が増えることで、組織全体のブランド価値を高め、信頼されるJCを目指す契機となりました。

冒頭では、組織の信頼は言葉と行動の一致によって築かれること、そして青年会議所が掲げる「経営資質・指導力の向上」という理念に基づき、セルフブランディングの重要性を確認しました。
その上で、大原歴代理事長をお招きし、鄭委員長による質問形式のインタビュー講演を実施しました。質問形式を採用したことで、講演はより身近で実践的な内容となり、参加者が具体的に自分の行動を省みる機会となりました。

講演では以下の4つのテーマを中心に展開されました。

  1. 青年会議所への入会のきっかけと歩み
     大原歴代の経歴や青年会議所での活動実績、入会の背景についてお話しいただきました。デイサービス事業立ち上げ当時、JCメンバーとの出会いが入会の契機となったエピソードは、参加者に親しみを感じさせる内容でした。
  2. 活動に真摯に向き合うようになった転機
     入会2年目にセクレタリーを任された経験を通じ、責任感とやりがいを見出した過程を具体的に語られました。その言葉には、メンバーの活動姿勢を見直すきっかけとなる説得力がありました。
  3. JC活動と社業の両立・相乗効果
     理事会での経験が社業のプレゼンテーションに活かされた事例を紹介され、青年会議所で培ったスキルが実社会でも成果につながることを実感できる内容でした。
  4. 限られた時間の中での活動継続の工夫
     家庭・仕事・JCの三立を実現するためのタイムマネジメント術や家族との関わり方について具体的な実例を共有されました。「自分の夢の延長線上にJCがある」という姿勢に、多くの参加者が共感を寄せました。

講演後は、参加者同士が2人1組で意見交換を行い、印象に残った内容や今後取り入れたい考え方について活発な議論が交わされました。
また、質疑応答では大原歴代が一人ひとりの質問に丁寧に答え、より実践的で深みのある内容となりました。アンケートからも高い満足度が示され、理解促進に大きく寄与したことが確認されました。

本例会を通じて、メンバーは誠実な言動の重要性を再認識するとともに、信頼されるリーダーとしての在り方を考える貴重な機会となりました。
尼崎青年会議所は今後も、メンバー一人ひとりが自らの行動で信頼を築き、地域社会を導くリーダーへと成長できるような学びの場を提供してまいります。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


【5月度例会~まちづくりの種探し~ 開催のご報告】

2025年5月25日(日)、5月度例会「まちづくりの種探し」を開催いたしました。
本例会では、阪神タイガース2軍球場の移転および大阪・関西万博という、今後の尼崎市に大きな影響をもたらす2つの事業をテーマに、地域の課題や可能性を探る機会といたしました。

まず、万博推進局の中谷様より、「大阪・関西万博」の開催概要と現在の取組状況についてご講演をいただきました。限られた時間の中ではありましたが、今年10月まで開催されている万博の現状や運営上の工夫などについて分かりやすくご説明いただきました。特に、万博後の地域課題や今後の展望にも触れられ、私たちが今後どのように地域と連携していくべきかを考える契機となりました。

続いて、尼崎市の西岡様からは「タイガースファーム施設を起点とした地域活性化」をテーマにご講演をいただきました。
講演では、施設誘致の経緯や大物地域の人口動向、老朽化した既存施設の状況などを背景に、尼崎市が進める「丁寧なまちづくり」について詳しくご紹介いただきました。市民アンケートを活用し、地域の声を反映しながら進めるプロセスは非常に示唆に富むものでした。

講演後は、参加メンバーがグループに分かれてディスカッションを実施。
「問題のたね」「水やり」「芽」「花」というステップを用い、尼崎の未来を育てる視点から議論を行いました。
議題としては、
①阪神2軍ファームへの来客増が市全体の活性化に十分つながっていないこと、
②今後増加が見込まれるインバウンド需要への対応、
が挙げられました。

意見交換では、「観光・インバウンドの取り込み体制がまだ十分でない」「地域施設の認知度や活用方針が共有されていない」「PTAなど地域団体も巻き込み、市民が主体的に参加できる仕組みづくりが必要」といった意見が交わされ、活発な議論が展開されました。

本例会を通じて、参加者は尼崎市の課題を再確認するとともに、青年会議所として地域の“種”をどのように育てていくかを考える貴重な時間となりました。
今後も尼崎青年会議所は、行政・地域団体・市民の皆様と手を取り合い、より良いまちづくりに向けた運動を展開してまいります。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。



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